きっと、キミのせい



『じゃあ諦めるの?』


「でも!」


『でもとかだってとかいい加減辞めな!!ついでに他人軸で物事決めつけるのも!!!』


少しだけ涙目になりながら真剣に話してくれているのが語気から伝わってくる。


『重要なのは先輩に敵うかどうかじゃなくて、陽がどうしたいかだよ!!!』


「あたしが、どうしたいか…?」


『先輩が綺麗だから、諦めるの?そんな他人の要素で陽の行動いちいち決めんの?』


『自分ではどうにも出来ない事もあるかもしれないけど、自分がどうしたいかを人に左右されるのは違うよ!澪の気持ちは?澪はどうしたいの?何にも周りのこと考えずに言ってみ!!』


「あたしは…佐藤くんが好き…彼女になりたい…」


『じゃあそれでいいじゃん。周りに左右されずに自分の軸で決めたことは、どんな結末になっても後悔しないと思うよ。』


そっか。あたし周りばっかり気になって人と比べて勝手に負けた気分になって落ち込んで。