きっと、キミのせい

長すぎる午前中の授業も、あと数分で終わる。

まぁ、よく考えてみれば優くんを誘うんだからそこまで緊張することではないよね。


問題は佐藤くんが話に乗っかってきてくれるかどうか、なんだけど。


キーンコーンカーンコーン


『ありがとうございました〜』


授業の挨拶を終えると同時に2人の席へダッシュして向かう。


「優くん!!!!」


あまりにも声がデカすぎてその周りの人も何人かこっちを見てきたし、優くんはビクゥゥウ!ってなってギョッとしながらこっちを見てきた。


手を合わせながら小さくごめんと謝る。


『ビックリした…。どうしたの朝比奈ちゃん。』


「ごめん、ごめんね、つい…。あのね、もうすぐさ、ゴールデンウィークでしょ?」


「ゴールデンウィークが明けたら、実力テストあるでしょ?」



『うわぁそうじゃん。テストあんの忘れてた〜。やばいな。』