『ねぇ、陽?』 ちょっと呆れたような声を出すなっちゃん。 「どうしたのなっちゃん」 『挨拶だけじゃ中々進まなさそうじゃない?もうすぐゴールデンウィークじゃん?明けたら実力テストあるじゃん?勉強しない?4人で。』 実力テストのことなんて完璧に忘れていたから、感心していたのもつかの間で、" 4人で勉強 "というワードのおかげであたしの頭の中はハテナで埋め尽くされていた。 「4人?誰?中学の時の友達でも誘うの?」