なぜ授業中というものは、こんなに寝れるのだろう

クラス半分の生徒は寝てしまっている


寝ている子は、時折先生に起きるよう体を揺さぶられたが、頭をあげて先生の目を見て起きてますアピールをして

しばらくして先生の視野から離れた瞬間、またすぐにうつ伏せになり居眠りを繰り返した。


先生も授業を進め歩きながら、次々に生徒を起こすがキリがない。

まさにいたちごっこだ

こんなにも誰も聞いてない授業をする先生の気持ちを考えたら、いたたまれない気持ちにもなるが、かと言って頑張っても起きていることが出来ないからどうしようもない。


何度聞いていても、眠りたくなる呪文のようにしか聞こえてこなくなる。

それを繰り返し、気が付けばもう4時間目のチャイムの音が鳴り響いていた。