好きな人のぬくもりは、心が休まるんだね。


知らなかったよ


陽平との秘密な時間は


どんどん2人の距離を縮め

そして日に日にエスカレートしていった


陽平はいつでも優しかった

会いたいと言えば飛んできてくれ


私は大事にされてるのを感じ更に好きになっていた



その一方で私は苦しみ始める


初めてのキスは好きな人としたかった


自分の大事なところを


触られるのも見せるのも陽平が良かった



陽平は私の事本当に好き?
どんな私でも好きでいてくれるの?


こんなに人を好きになると
相手の気持ちがいつも知りたくなるんだね



だけど私は……恋愛の楽しさより、苦しさを味わい始めた


純粋な私の心は時間が経つにつれ歪み出す


何重にも鍵をかけたはずの


思い出しちゃいけない過去が蘇ってしまった


皮肉なことに大好きな陽平によってその鍵を開けてしまったのかもしれない



封印していた私の悲惨な過去をーーーー。