勿論こんな夫の浮気発見なんてことはあってはならない。しかしテレビじゃなくドラマじゃなく小説じゃなくこの世には、実際あるのだ。男は馬鹿でさらにうわぬりで性悪アバズレ女が存在するかぎり
まさか自分の夫は世間の浮気男とは絶対違うとおもっていましたよね。今の今まで、、、。
私の親友、雅子もそう固く信じていたのです。
でも現実はやはり直視しない限り問題解決の糸口には繋がらない。これは辛い。なんでなんで、私がこんな少数の不幸な女の仲間入りしなくちゃならないの。私は幸福な主婦でなければならない永遠に、、、。
はいはい、気持ちはわかるけど現実あなた、雅子さん。あなたの亭主はクソでハズレだったのです。ちゃんと、怖くてもイヤでも向き合いましょうね。
 所詮女と生まれたら、愛人か、正妻かのどちらかなのですよ。まあ、なかには両方経験したり同時にやれる方もいるかもですが。
最近偶然、耳に入った話では、浮気された女性はかなりの確率で離婚していました。いくら親に説得されても、もう生理的に、ほかの女を自分の心の中に入れてしまった男とは一緒には暮らせないんですよね。仕方なく奥さんは実家にかえったりする。
だって生活がおぼつかないものね。でも親はどんどん高齢化しています。
いったいどうなるんでしょう。その後は親の介護ですか?
ま、離婚した女は大体その後独身をつらぬいてますよ。不幸ですよねー。
世間には浮気男とそれに参ってつい離婚してしまう主婦が多い。お金をとるか、プライドをとるかです。プライドとって離婚してお金どうするのー?不幸どん底ですよね。それから。だってもう亭主のサイフないし、、、。世間の目も捨てられた女には冷たいしね。
離婚すると、女はよほどでない限り、もう男は金輪際懲り懲りだ。あとは穏便に静かーに生きて行きたいとおもうはず。
ところがですよ。加害者の夫、悪い男たちは絶体そうは思わない。いや、一時は泣いている奥さんにほだされて本気で「もう絶体、結婚はしない」と約束したり思ってもさらに悪い母親や姉が男にはついていて、従妹を紹介して再婚させたり、姉が出戻りの親友を紹介したりする。
または男はもともと女好きだから、自分で繁華街でひっかかってまたまた女狂いをはじめる。そしてどうやったって結構幸せに暮らしたりしている。くやしいじゃない?ひっかける女わるいよー。そういう男には女全員で鉄槌をくわえないとー。くっつくんじゃないよ。人の元亭主に。
 そういうわけで雅子サン。離婚したら負けですよね。絶対ダメ。離婚してあげたら、一度はサーッパリするかもしれないけど、それこそ相手の思うつぼ。浮気相手の女とくっついたらさらに目もあてられない。くやしいじゃない。二人で幸せになってさ。それに、色々な意味で、生活レベルガックンよ。家出やしばしの別居もNG。
離れれば夫はその浮気相手の女、家に入れて楽しむか、妻なんかいなくても案外俺大丈夫と自信つけちゃうからね。大損ですよ。取返しつかなくなる。今までいた味方も減っちゃう。
なによりも結婚失敗したからといって自分の人生まで失敗にすることはないさ、ということ。だって大事でしょ人生?しっかりすることよ。
教訓、絶対離婚はなし。
人の夫を捕る女は絶体、世界一わるい女だ。許してはいけない。
 「悔しい、悔しい、あんな女になんでつつましやかな私が、こんな目にあわされなくちゃいけないの?」と、雅子。
気持ちよくわかる。だからね、一刻もはやく冷静になって仕返しをしてやりましょうよ。まさに生まれてきたことさえ後悔するくらいのをね。きどってられないよ。離婚しない納得する方法はまさかの、宗教でもなく時間薬でもない。ただただ仕返し、倍返しの報復のみです。納得?それはもう無理。夫に浮気されたら気がすむかどうかってはなし。浮気より高いポイントはないです。でもやり返して少しだけスッキリすることはできるとおもう。
だってそうしないと気が済まないでしょ。いい人になる必要なし。お利巧ぶる、または品よくする必要も。獲られたらとりかえす、やった女には二度ともうしないと悲鳴をあげるくらいの仕返しを。遠慮なくやってやりましょう。  雅子の旦那さん、勝男さんですけど、じつに優柔不断な方です。
たとえば今回も被害者で泣いている雅子さんにむかって平然と「お前がそういう性格だから、嘘をつくしかなかったんだ」とか「女が俺の誘いを断ってくれればよかったんだ」などと反省のいろもない夫。いつでも誰かの何かのせいにして自分で責任を取ろうと向きあおうとしないずるさと弱さ。勝男のお母さんという人が実に自分自身だけに忠実な方です。
ある時雅子さんの家で猫がいっぱい子猫を生んじゃって、「子猫をいっぴきだけ飼ってください」と頼んだ時など、恥も外聞もなく「夜遅く遠くの山に捨ててくればいい」という人だ。(子猫そんなことしたら死んじゃうよー)。
だからその卑しい根性が勝男さんもそっくりで「お前、俺と女との事知らない時幸せだっただろう、知らなければ無いことと同じだ」と自分の罪を見ようともしない。あきれる。
雅子さんは義母、義姉と食事したときふたりが自分が残したご飯を当たり前のように、自分のバッグから取り出したビニール袋に詰めて持ち帰ろうとして、ウエートレスにみつかり咎められた。二人は入れる前まわりをきょろきょろ見まわしていた。その様子に
「なんていじきたない人たちだろう、お金がないわけでもないのに、恥ずかしい」とおもったのを思いだした。
勝男の自分勝手さはあの家庭の習性だったのだ。なんていう家庭と縁を結んでしまったんだろうと寒気がした。子供たちに申し訳ない、と。
今回さらにあきれることは加害者の女だ。みつかったら、反省して平謝りするのがあたり前なのに「奥さんがしっかりし過ぎていたからだ、奥さんが寂しかったからだ」。
ふざけんな。おおきなお世話だ。もちろん事実はちがいますけど、加害者が被害者の悪口を平然というなんてまったく違うだろう、加害者のくせに、関係ないことを突然言うんじゃない。なにいってやがる、じぶんこそ亭主もちのくせにあっちこっちの夫に手ーだしてそれこそ寂しすぎて、男アサリしてんだろう。