蓮は少し黙ってから

「とりあえず俺の友達に話は付けとく。次は俺の話ね。」

「ええ。」

「提案があるんだ。」


「なに?」


「要は東条組は武器を使えない。それを克服するにはどうすればいいと思う?」


楓はしばらく考えてから

「頭がルールを変えればいい。」

「変えられない場合は?」

また楓は考えてから首を振った。

シンプルに分からなかったのだ。

「西口組と合併すればいい。」

「…というと?」

楓には意味がわからなかった。