「……今宵」



俺の体にすっぽりと収まる今宵は「はい」と返す。



ーー俺、お前にはまりすぎてやばい。




そんな弱音を吐くわけにもいかなくて。
ただ一ミリも離したくないこの体をぎゅっと抱きしめた。