【完】俺様彼氏は、甘く噛みつく。

駆くんは、本当に俺様だ。


なんとか消毒を再開できたけど。


未だ心臓は落ち着くことを知らない。



「つーか、今宵って文化部だった?」

「え……どうして?」

「ケガに慣れてなさすぎ」

「そうかな……。中学の時は水泳部だったよ」

「水泳!?」


……ど、どうしてそんなに驚くんだろう。


「今宵泳げんの? 見るからに泳げなそうなのに」

「失礼だなぁ……。結構泳げるよ」

「じゃあ夏に海でも行こうか?」

「え……それはやだ」

「なんで?」



当たり前だよ。


駆くんのいるところで水着になんかなれないもん。