前に後ろに揺れる繋がった手を目で追う。
て、……あれ?
駆くんの腕に赤色がちらついた気がして、思わず足をとめた。
「待って」
繋いだ手、駆くんの腕を引き寄せる。
「え……!」
駆くんの腕には三本の真っ赤な線が入っている。
ついさっきできたばかりに見える傷が、10センチ近いミミズ腫れになっていて、ところどころ血がにじんで……。
「これ……。あっ、もしかしてさっき階段から落ちた時に、あたしが引っ掻いちゃった!?」
必死の形相で駆くんを見上げる。
「あ? ほんとだ。気づかなかった」
そう言って腕をチラッと見てまたあたしの手を引いて歩き始める彼……。
「ごめんっ、ごめんね……! 痛いでしょ? はやく消毒しないと」
「いらねーよ、大袈裟だな」
青ざめるあたしとは反対に、駆くんはのんきに笑う。
「でも……! バイキン入ったら大変だから!」
「じゃあ、手当てして?」
駆くんは、やっぱりいたずらっぽく微笑んだ。
て、……あれ?
駆くんの腕に赤色がちらついた気がして、思わず足をとめた。
「待って」
繋いだ手、駆くんの腕を引き寄せる。
「え……!」
駆くんの腕には三本の真っ赤な線が入っている。
ついさっきできたばかりに見える傷が、10センチ近いミミズ腫れになっていて、ところどころ血がにじんで……。
「これ……。あっ、もしかしてさっき階段から落ちた時に、あたしが引っ掻いちゃった!?」
必死の形相で駆くんを見上げる。
「あ? ほんとだ。気づかなかった」
そう言って腕をチラッと見てまたあたしの手を引いて歩き始める彼……。
「ごめんっ、ごめんね……! 痛いでしょ? はやく消毒しないと」
「いらねーよ、大袈裟だな」
青ざめるあたしとは反対に、駆くんはのんきに笑う。
「でも……! バイキン入ったら大変だから!」
「じゃあ、手当てして?」
駆くんは、やっぱりいたずらっぽく微笑んだ。



