「はい、お茶。」 「うん。…ありがと、柊弥。」 「なぁ、六花?」 「ん?」 「昨日、友達に聞いたんだけどさ。 また告られたの?」 「…う、うん。」 「そっか。 なんて返したの?」 「ちゃんと、ごめんねって言ったよ。」 「そっか。」 六花がほかの男の告白に対して返す言葉なんて知っているのに…。 六花が可愛すぎるがゆえ、不安になることも多い。