Thank you for keeping me up and being with me.
I hope you can be happy.
お兄ちゃんが大好きな梨那より”
………………
………………
……なんだよ、これ……。
俺のことが好きなら、そばにいたいなら、離れるなよっ………
大丈夫、なんて言うんじゃねぇよ………!
どうして……なんで…………
俺がお前のことを大切にしてることが分かるんなら、なんでお前がいないと幸せになれないって分かんないんだよっ………!
梨那……梨那っ………!
心の中で何度も叫ぶ…
梨那には届かないと分かっていても……
どうして気付いてあげられなかったのだろう………
こんなに梨那が苦しんでいたのにっ………
もう梨那は十分すぎるほど苦しんだんだ……