たくさんいて少し時間がかかったけど、ちゃんと一人一人個別にメッセージを書いた。
あの時、その時のことを思い出しながら………
少し早めに起きた私は、真っ直ぐにリビングへ向かう。
「あれ、梨那ちゃん。今日は早いね。おはよう!」
少し驚きながらも、笑顔であいさつしてくれる綾乃ちゃん。
「おはよう、綾乃ちゃん。」ニコッ
私もそれに笑顔で返す。
「梨那ちゃ〜ん…。悪いんやけど、手伝ってくれへんかな。今日の当番私と美里ちゃんなんやけど、美里ちゃんが寝坊して…」
音羽ちゃんは、器用に手を動かしながらお願いしてくる。
美里ちゃんが寝坊ね…
まあ、朝そんなに強くない方だから納得いくけど。
「いいよ。私にできることならなんでも手伝うよ。」
「ほんま?ありがとうぉ。めっちゃ助かるわ。やっぱ梨那ちゃんは天使やわぁ。」



