意地悪な幼馴染は逃げた初恋を追いかける。



「えっと」


何から説明していいか迷っていると、


「いいから、早く始めようよ。

時間もないし」


颯がそういって、青山くんも頷いた。


「まあ、そうだね。

じゃあ佐々木さん、空いてる席について。

ちなみに今日は推薦者の人は」


「……休みだよ。

代わりに俺が話聞く」


佐々木遥希はドカリと椅子にもたれた。

一応話を聞いてくれるようで、私は心底ホッとした。


「えっと。それでは、始めます。

冊子の2ページを開いてください」