「香菜子ちゃん!…今朝はどんな朝だった?」 2人の話を聞いていたら、結城くんに不意に話しかけられた。 「お前なぁ、気になりすぎだろ。 …カナ。答えなくていいから。」 「シュウくんが内緒にするなら内緒!」 「そっかー。…まぁこのままだと遅刻するし、諦めて、また今度聞くわ! じゃーな!お幸せに!!」 そう言って、結城くんは車に乗り込んでいった。