少女の全身を見直すと、この季節にノースリーブの白のワンピース、裸足、そして痣。

「なんか訳ありか…。」

(どーすっかなー。面倒ごとは御免だし、置いてくか??いや、でもそれでこいつになんかあったらもっと面倒なことになるよな…。)

一時は置いていこうかとも思ったが、それはそれでダメだと考え直し、ある人へ電話をかける。

プルルルルル。プルルルルル。

結「もしもし??星夜??」

「結愛。子ネコ拾ったから今から連れてく。お前の服準備しといて。」