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「……美味しいっ」
1時間後、わたしは歓声をあげていた。
廉くんに連れてこられたこの店は、繁華街から少し離れたところにあった。
平日なのに、大勢の人で賑わっている。人気店みたいだ。
口にしているのは、大好きなハンバーグ。思わず笑顔になる程、美味しい。
「そう?よかった」
廉くんはサラダを口にしながら微笑んだ。
「廉くんは美味しいお店とか、いい場所とか、いっぱい知ってるね」
いつもいろんな所に連れていってくれて、さすがだな、って感動していた。
「栞菜、ハンバーグ好きって言ってたし。
そういえば、ここのは美味しかったな、って思い出した」
さらりと言われて、わたしは思わずときめく。
そんなこと考えてくれてたなんて、知らなかった。
「……美味しいっ」
1時間後、わたしは歓声をあげていた。
廉くんに連れてこられたこの店は、繁華街から少し離れたところにあった。
平日なのに、大勢の人で賑わっている。人気店みたいだ。
口にしているのは、大好きなハンバーグ。思わず笑顔になる程、美味しい。
「そう?よかった」
廉くんはサラダを口にしながら微笑んだ。
「廉くんは美味しいお店とか、いい場所とか、いっぱい知ってるね」
いつもいろんな所に連れていってくれて、さすがだな、って感動していた。
「栞菜、ハンバーグ好きって言ってたし。
そういえば、ここのは美味しかったな、って思い出した」
さらりと言われて、わたしは思わずときめく。
そんなこと考えてくれてたなんて、知らなかった。

