思わぬ無邪気な表情に、すこしだけ胸が高鳴ったのは、見ないふり。



「とりあえず明日の放課後から、わらし改造計画始めるから。

逃げるなよ、栞菜」



びし、っと指を刺され、今度は恐怖に胸が高鳴った。