……なんか。 うるさくて、もりあがって、こっちの意見なんて御構い無し。 悪い人たちじゃないんだろうけど……すごく、わたしの苦手なタイプ……。 ど……どうしよう。 「あ……あの、すみません、今日は用事が……」 断ろうと腕を引っ張るけど、力が強くて全然のがられられない。 「え、なんでよー。いいじゃん、俺らの奢りだよ?」 「そんなに怯えなくても、俺らこう見えて優しいし……」 そう言った男子が、手のひらをわたしの頭に乗せようとしてくる。 「………や」 どうしよう、 助けて……! ・