小さいゴミが飛び交う中、啓志郎くんは、あたしの肩を抱き寄せて空を見上げた。
「風が強い。雨も降りそうだ。早く屋内に戻った方が良い」
言ってるそばから、大粒の雨が降りだして慌てて勇の家に戻る。
ちょうど軒先に、中学生くらいの女の子2人がいた。
山指さんのお孫さんだ。
女の子2人は、「きゃーっ!!」と啓志郎くんを見て歓声を上げた。
「この人が勇くんが言ってた人?
お姉さんの彼氏さんの!!」
いや彼氏じゃないけどって反論する間もなく、芸能人でも見たかのように興奮しながらお孫ちゃんたちは大声で叫んだ。
「ママ!バァバ!来て!!イケメン!すごいイケメン来たー!!」
呼ばれて蔵から出てきた山指さん(奥さん)と、母親(山指さんの義理娘)が、啓志郎くんを見るなり頬を赤らめた。
「やだー!!俳優さん?撮影?!」
「あらあらまあまあ、この辺では見ない男前が来たわ!
背が高くてお顔が小さいのねぇぇ~。さすが都会はシュッとした男前がいるものねぇぇ素敵!!」
「初にお目にかかります。松園寺啓志郎と申します。
急にお邪魔いたしまして申し訳ございません。
こちら、心ばかりですが、お受け取り下さい」
菓子折りを差し出す。
そんなものまで持ってきてたのか、さすが準備良いな~!
「きゃーっ!!ありがとう!!
(*ノ▽ノ*)( 〃▽〃)(/ω\)(≧▽≦)
カッコいい♪」
「風が強い。雨も降りそうだ。早く屋内に戻った方が良い」
言ってるそばから、大粒の雨が降りだして慌てて勇の家に戻る。
ちょうど軒先に、中学生くらいの女の子2人がいた。
山指さんのお孫さんだ。
女の子2人は、「きゃーっ!!」と啓志郎くんを見て歓声を上げた。
「この人が勇くんが言ってた人?
お姉さんの彼氏さんの!!」
いや彼氏じゃないけどって反論する間もなく、芸能人でも見たかのように興奮しながらお孫ちゃんたちは大声で叫んだ。
「ママ!バァバ!来て!!イケメン!すごいイケメン来たー!!」
呼ばれて蔵から出てきた山指さん(奥さん)と、母親(山指さんの義理娘)が、啓志郎くんを見るなり頬を赤らめた。
「やだー!!俳優さん?撮影?!」
「あらあらまあまあ、この辺では見ない男前が来たわ!
背が高くてお顔が小さいのねぇぇ~。さすが都会はシュッとした男前がいるものねぇぇ素敵!!」
「初にお目にかかります。松園寺啓志郎と申します。
急にお邪魔いたしまして申し訳ございません。
こちら、心ばかりですが、お受け取り下さい」
菓子折りを差し出す。
そんなものまで持ってきてたのか、さすが準備良いな~!
「きゃーっ!!ありがとう!!
(*ノ▽ノ*)( 〃▽〃)(/ω\)(≧▽≦)
カッコいい♪」

