展望デッキに戻って、ぽつんと一人、飛行機を見送った。
鼻をすすって、空を仰ぐ。
飛行機が飛んでいく。
啓志郎くんが乗ってるはず。
手を離した途端に、寂しいなんて。
さっき、触れた右の頬に手を当てる。
思い出したら、甘酸っぱい気持ちが胸一杯に広がった。
次はいつ帰ってくるのかな。
次は、両方。左頬もしてもらわなきゃ。なんて。
ーーこんな気持ち、まるで恋してるみたい。
構わないや。恋だろうとなんだろうと。
何だかやる気が満ちてくるし。
よし、次は、あたしが会いに行こう。
行ったら喜んでくれるかな?
忙しいだろうけど。
啓志郎くんはあたしに甘いから、時間作ってくれるはず。
だったら、頑張らないと。
離れていく飛行機に向かって、声をかけた。
「あたし頑張るからね。
啓志郎くんこそ、待っててよ」
*.*.* end *.*.*
鼻をすすって、空を仰ぐ。
飛行機が飛んでいく。
啓志郎くんが乗ってるはず。
手を離した途端に、寂しいなんて。
さっき、触れた右の頬に手を当てる。
思い出したら、甘酸っぱい気持ちが胸一杯に広がった。
次はいつ帰ってくるのかな。
次は、両方。左頬もしてもらわなきゃ。なんて。
ーーこんな気持ち、まるで恋してるみたい。
構わないや。恋だろうとなんだろうと。
何だかやる気が満ちてくるし。
よし、次は、あたしが会いに行こう。
行ったら喜んでくれるかな?
忙しいだろうけど。
啓志郎くんはあたしに甘いから、時間作ってくれるはず。
だったら、頑張らないと。
離れていく飛行機に向かって、声をかけた。
「あたし頑張るからね。
啓志郎くんこそ、待っててよ」
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