次の日。 あたしは戦場へ行くような気持ちでアイツ等を待った。 「よっしゃ!!圭一郎、大丈夫?」 「おう。お前大事なとこで噛むなよ?」 「わぁってるって!!」 大丈夫。 今のあたしなら、総悟にちゃんとした気持ち伝えられる。 総悟なら、きちんと聞いてくれる。 廊下の奥にあの2人の姿が見えた。 「よしっ!行こう!!圭一郎!!」 「よしっ!!」 あたし達は走り出した。 目指すはあの廊下の奥 愛しい人のもとへ。