「青柳くん...?」
見間違えるわけがない。
あの日、あの時、あの場所で別れたきり会うことを諦めた相手だ。
それなのに、
それなのに、
会っちゃいけないって思うのに、
どうして、
どうして、
こんなにも嬉しいんだろう。
本当は、ずっと...ずっと...。
青柳くんが静かに迫ってくる。
そして、わたしを包み込んだ。
両手の力が抜けて荷物を落としてしまった。
それでも、このままでいたかった。
会えて良かったよ...
青柳くん。
見間違えるわけがない。
あの日、あの時、あの場所で別れたきり会うことを諦めた相手だ。
それなのに、
それなのに、
会っちゃいけないって思うのに、
どうして、
どうして、
こんなにも嬉しいんだろう。
本当は、ずっと...ずっと...。
青柳くんが静かに迫ってくる。
そして、わたしを包み込んだ。
両手の力が抜けて荷物を落としてしまった。
それでも、このままでいたかった。
会えて良かったよ...
青柳くん。



