〇〇 ちょ、見んな。バカ。ほら行くよ。

私の手を強く握りながら小走りする〇〇の少し噛み締めた下唇は、照れてる証拠。

そんな〇〇が愛おしくて。ぐいっと強く〇〇の手を引いて、抱きしめた。

〇〇 うぉ、何。

私 大好き…世界で一番。

〇〇 積極的じゃん。

振り向いて私にキスをして、さっさと行ってしまう〇〇についていく。

ー放課後ー

あの部屋に入り、ドアを閉めると、〇〇が迫ってきて、思わず後ずさりしてしまう。すると、あっという間に壁際に追い詰められ、バン、と私の顔の隣に手をつく。

私 きゃっ、