アルコールとカフェインがぬける頃、
血の気がどんどん引いてゆく。
アルコールとカフェインがぬける頃、
気持ちの悪い汗が止まらなくなる。
アルコールとカフェインがぬける頃、
止めどなく涙が溢れ出る。
アルコールとカフェインがぬける頃、
文字を打つ手の震えが止まらない。
アルコールとカフェインがぬける頃、
可笑しくないのに可笑しくなる。
アルコールとカフェインがぬけた頃、
多分僕は死んでしまう。
みんなはどこかに行ってしまう。
明るい方へと逃げてしまう。