クローゼット番外編~愛する君への贈り物

「ミシェーーール!」



俺の絶叫が森の中に響いた。



なぜなら……
彼女が息をしていないことに気付いたからだ。



彼女は、眠るように事切れていた。



残酷な現実が信じられず…
なのに、涙は止まらなかった。
彼女の名を血を吐くように何度も呼んでも、ミシェルはあのつぶらな瞳を開けることは無かった。



ミシェルが死んだなんて嘘だ!
そう思ってるはずなのに、俺は狂ったように泣き叫んでいた。



ミシェルは元気になったんだ。
あと数日で、俺たちは結婚式を挙げるんだ。
だから、ミシェルが死ぬはずなんて…そんなことあるはずがない…
なのに、なのに、なぜ俺はこんなに泣いてるんだ!?
なぜ、これほど胸が張り裂けそうに痛いんだ…!?



(誰か…誰か、教えてくれ!)