うげ。




やっぱり野崎先生もいるんだ。





『申し訳ないけど、これから毎日放課後は委員会あるから。体育祭で使う小道具がちょっと間に合いそうにないから急いで作ってくれ。』




「「「はーい。」」」










私と神木くんは応援用のボンボンを作っていた。




すると、





「ちょっとごめんなさい。私も一緒に作業してもいいかしら?」




野崎先生…。




「あ、どうぞ。ここに座って下さい。」




と、神木くんが言った。




「いきなりなんだけど、2人って付き合っているの?」





ゴホッ





いきなり何を言い出すのかと思いきや…。







「つ、付き合ってないです!ただのクラスメイトです!」


「はい、残念ながらそういう仲ではありません。」





神木くんは至って冷静だ。