昨日と同じ3階の空き教室まで2人で向かった。 その途中で、 「ねぇ、古村さんってさあんまり表情出ない人なのかと思ってたけど意外と面白いね。」 「え、そう?面白いなんて言われた事ないかも。」 「うん。抜けてる所あるなって。」 「ねぇちょっとバカにしてるでしょ(笑)」 「や、そんな事…クスッ」 「っもう!神木くん酷い!」 「うそうそ、隙があって可愛いよ。」 か、可愛いなんて…! 「絶対うそだ。」 「ほんとだから。」 なんて他愛のない話をしていたらいつの間にか空き教室に着いていた。