キーンコーンカーンコーン
『じゃあ、授業始めるぞ。号令。』
「きりーつ、礼、着席。」
と、気だるげな号令。
そして、いつも通り授業が始まった。
もう、何なの。
せっかく春香ちゃんと明菜ちゃんが可愛くしてくれて、涼が作戦考えてくれたのに、全く反応しないなんて。
と、思っていたけど、先生を見ているといつもの先生と違うような気がした。
『んじゃ、教科書開いて、78ページね。』
「あのー、先生。」
と、1人の男の子が、
「教科書逆ですけど。」
『あぁ、ありがとう。』
え……先生?
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