「涼、そろそろ離れても」





「やっぱり大好きだよ、蘭ちゃん。」




っ!!





「蘭ちゃんの好きな人になれないのが悔しい。俺のモノにしたかった。」





「…ごめん、涼。」





「だからね、これで諦める。蘭ちゃんは僕の1番大事な……親友だよ。」




「…涼。ありがとう。」





私も、きっと涼の事を好きになれたら幸せになるんじゃないかって、思うことがあった。






それでも私は、先生の事が大好きで…。







だから、涼の気持ちも分からなくもないんだ。