美「あ、あった!私達同じクラスじゃん!!」





クラス表を見ると、




確かに私と美涼の名前がある。




『よかったぁ・・・宜しくね美涼!』




美「花凛と同クラか〜、




男子から花凛守らなくちゃだ・・・ボソッ」




『ん?美涼何か言った??』




美「いや〜なにも?




・・・鈍感ボソッ」




何か美涼が独り言言ってるみたい・・・




まぁ、いっか。




『そろそろ体育か・・・「キャー!諒様〜っっ/////」




え・・・?




『す、すごい人だね、?』




私が美涼の方を見ると、




美涼が立ち尽くしていた。




『美涼、?大丈夫?』




美「・・・あ、うん、なんでもない。




・・・花凛、先体育館行っててくれない?」




いつもと違う美涼。




緊張してるのか顔が強ばってるし、




ちょっと拗ねてるのも表情に出てる。




・・・私、何か怒らせちゃったかな、?




美「あ、言っとくけど、




花凛が嫌いとかじゃないからね?」




え・・・良かったぁ・・・




『うん!美涼大好きっ』




美「私の方が好きだもんね〜笑」




そう言ってお互い笑いあった。




この時間が、すごく楽しくて




宝物なんだー・・・。




『じゃあ、私は先に行っとくね!』




美「リョーかいっ、また後で!」




この時から、




運命は決まっていたのかもしれないー・・・。