EP, 2【 あ な た と 話 せ る こ と 】
『暁先輩、今日もチョコ食べてるんですか?』
暁「ビターチョコは美味しいからな。」
暁先輩の好物。ビターチョコレート。塾に来ると、よく食べている姿を見る。いつも持っていて、時間があるとよく食べているのだ。なぜビターチョコが好きなのかはあまり分からないが、本人曰く、いい感じの苦味が好きなんだと。大人だな。
『あ、そういえば聞いてくださいよ!私、この前の数学のテスト頑張りましたよ!!』
そうニコニコしながら私は言った。すると背後から声が聞こえ、頭を何かで叩かれた。
翔「何言ってんだよ、それ以外お前50点以下じゃねぇかよ。」
『うるっさいなぁ、国語は54点だったし!!』
「ギリギリじゃねぇかよ、ばーか。」
私の頭を参考書で叩いたのは、翔(カケル)先輩だった。いつも私のことを馬鹿だと言ってくる。まぁたしかに馬鹿な部分もあるけど、直接言うのはひどいと思う。しかも、暁先輩の前で。ひどいよね。うん。
暁「数学は何点だったの?」
私と翔先輩が言い合いをしている所に、暁先輩が聞いてきた。
『確か数学は…、72点!』
暁「72かぁ…、翔負けたんじゃない?」
翔「いやそんなとないとおもうんですけど…」
翔先輩が視線をそらし、焦った顔をする。底にすかさず私はツッコミを入れた。
『バカって言っておきながら、負けてるじゃないですか!』
すこしあざ笑い、挑発するかのように言うと翔先輩は反論してきた。
翔「いや、俺は文系だから!」
暁「でも負けたのは事実でしょ?」
翔「つーちゃんまでやめてくださいよ…」
『ふっ、ざまぁ。』
私は笑いが堪えられず、暁先輩と笑いあった。翔先輩が先にバカって言ったのが悪いんだ。そうだそうだ。
穏やかな日々の流れの中で楽しく過ごせていることが私は幸せだった。
『暁先輩、今日もチョコ食べてるんですか?』
暁「ビターチョコは美味しいからな。」
暁先輩の好物。ビターチョコレート。塾に来ると、よく食べている姿を見る。いつも持っていて、時間があるとよく食べているのだ。なぜビターチョコが好きなのかはあまり分からないが、本人曰く、いい感じの苦味が好きなんだと。大人だな。
『あ、そういえば聞いてくださいよ!私、この前の数学のテスト頑張りましたよ!!』
そうニコニコしながら私は言った。すると背後から声が聞こえ、頭を何かで叩かれた。
翔「何言ってんだよ、それ以外お前50点以下じゃねぇかよ。」
『うるっさいなぁ、国語は54点だったし!!』
「ギリギリじゃねぇかよ、ばーか。」
私の頭を参考書で叩いたのは、翔(カケル)先輩だった。いつも私のことを馬鹿だと言ってくる。まぁたしかに馬鹿な部分もあるけど、直接言うのはひどいと思う。しかも、暁先輩の前で。ひどいよね。うん。
暁「数学は何点だったの?」
私と翔先輩が言い合いをしている所に、暁先輩が聞いてきた。
『確か数学は…、72点!』
暁「72かぁ…、翔負けたんじゃない?」
翔「いやそんなとないとおもうんですけど…」
翔先輩が視線をそらし、焦った顔をする。底にすかさず私はツッコミを入れた。
『バカって言っておきながら、負けてるじゃないですか!』
すこしあざ笑い、挑発するかのように言うと翔先輩は反論してきた。
翔「いや、俺は文系だから!」
暁「でも負けたのは事実でしょ?」
翔「つーちゃんまでやめてくださいよ…」
『ふっ、ざまぁ。』
私は笑いが堪えられず、暁先輩と笑いあった。翔先輩が先にバカって言ったのが悪いんだ。そうだそうだ。
穏やかな日々の流れの中で楽しく過ごせていることが私は幸せだった。
