カゴの中の鳥

次の休み…


私は、昔、家族で来たことのある
海が見える丘に来た。


唯一、幸せだった家族の思い出…
涼介は覚えてくれてたんだ…


ボーッと海を眺める…


目を閉じると
風の音、木が揺れる音、鳥の声…


『愛華…』


びっくりしながらも
ゆっくり振り返る…


『涼介…』


『愛華…会いたかった…』


彼は強く抱きしめてくれた。