カゴの中の鳥

涼介に迷惑はかけられない…


私は部屋に戻って
考えていた…


ピアノに向かい、
小さい頃から大好きだった
ある映画の歌を弾いた…


この映画みたいに
2人で乗り越えて
幸せになれる日が、くればいいのに…

夢みたいな話…


涼介が部屋に入ってくる。


『あ、これ俺好きなんだよね』


『私も…』


『一緒に、歌う?』


『えっ、恥ずかしいよ…』


『いいじゃん、俺しかいないし、』


涼介だから、
もっと恥ずかしいんだよ…

ドキドキしながら
歌い始める、

涼介との楽しい時間、
2人で、笑って、歌って…
2人の声が重なりあう。


歌い終わって、
見つめ合い
唇が重なる…


幸せ…