カゴの中の鳥

彬 side

愛華は、俺の…


『まぁ、いいや、
とにかく、彼女のことは
今はそっとしといてやれ。
じゃないと、繰り返すぞ、あの子は…
様子は俺がたまに見に行く。』


愛華に会えない…


俺はいろいろ考えて
彼女の喜びそうな物を
次々と部屋に運んだ…

ピアノ…
制限をかけたアプリだけ使えるタブレット…

あとは24時間、
彼女を見張れるバイト。

いつ、何があっても
すぐに対処出来るように…