うちの社長は心配性です!

「かず…と、さん?」

チラッとこちらを見た彼に呟いた…気がするけど声が出てたかは曖昧な記憶でそのまままた眠ってしまった

かずとさんが現実で私に会いに来ることなんて無いのに

そして次に目を覚ますと郷田くんの姿が見える

「いて…くれ、たんだ」
話しにくいと思ったら酸素マスク?を付けられてる
そのお陰なのか苦しさはだいぶマシ

郷「目が覚めたな。良かった。ずっと悪かったんだろ?気付けなくてごめんな」

切なそうな顔をして頭を優しく撫でるとナースコールを押して目が覚めたことを伝えてくれる

看「優しい彼氏くんがずっと付いててくれたのよ〜、具合の方はどう?」
優しい感じの看護師さんに話し掛けられる