うちの社長は心配性です!

固まってしまう私に気にする様子のない二人

藤多雅也❬フジタ マサヤ❭
私を愛しすぎてストーカーになった男...

雅「藤多雅也と申します。」
郷「郷田俊です。よろしくお願いします」

二人で名刺交換を始める

郷「さや?名刺は??」
ツンツンと脇腹をつつかれる

雅「久しぶりだね。さや」
嫌いな声で名前を呼ばないで...

郷「え?知り合いなんですか?どんな関係?!」
雅「ええ。まぁ...それは秘密ですけどね」

ニヤッと嫌な顔で笑う

雅「行こうか?」
雅也は私の手首をつかんで歩きだす

「ちょ、ちょっと...」
二人が首を傾げる

でも、郷田くんも居るし

「私、お手洗い行ってきても良い?」