輝『まひる、カッターなんか持って
危ないよ?』
『来ないで…ください、』
輝『何で、尊?
別に俺でも、
いや、1人にしぼらなくても
いいんじゃないかな…?』
笑顔が、怖い…
『だ、だったら…輝さんが
他の女の人、探せばいいじゃないですか…っ』
輝『まひる、分かってないね。
俺が本気出せば、女なんて
すぐに落とせる。
でも、まひるは俺を
見ようともしない…』
『だ、だから…?』
輝『俺に火をつけたのは、まひるだよ?』
後ずさりしながらも、カッターを
両手で持つ。
輝『俺、女の子に
嫌がられた事がないから、
まひるの、嫌がった顔、
怯えた顔に、
ゾクゾクするんだよ。
俺がまひるを抱いたら
まひるはどんな顔見せて
くれるのかな…』
『そんな事、絶対、しません…』
すると、
サッと腕を掴まれ
カッターを奪われた。
必死に逃げようとするけど
すごい力で振りほどけない…
尊、助けて…



