尊 side

昴『そういえば、俺
明日から出張で海外なんだよ。
留守を頼むね?』


『私、ここに、いますから、
大丈夫ですよ。』


昴『いや、女の子1人じゃ
何かと物騒な世の中だし…』


輝『じゃあ、俺が
早く、帰るようにするよ』


何やるか、わかんねーな、輝…


尊『俺も、早く帰る』


輝を見ながら、そう答えた。
輝は意味深な笑みを浮かべ、


輝『俺がいるから、
別に大丈夫だよ?
最近、ずっと早いよね?
たまには、女の子と
遊んで来たら?』


なんだ、コイツ…


尊『別に、女なんて、いねーし』


腹がたった。


昴『どうしちゃったんだよ、
2人とも、喧嘩でもしたの?』


輝『してないよ、
心配しないで』


うーん、と2人を交互に見る、昴。


昴『じゃあ、頼んだよ?』