それから、1ヶ月ほどたった日の朝、
夕陽が血を吐いた…


救急車で病院に行った…
今日が最後かもしれない…
おばさんはそう言った…


最後って、なに…
夕陽がいなくなるなんて、
私には耐えられない…


夜になって
少し落ち着いた、夕陽に会った。


『夕陽っ…』


夕陽『かあ…さん、あり…がと』


おばさんは夕陽に
泣きながらも
一生懸命笑顔を見せていた…