そんな時、あの花屋さんの前を
通ったんだ。

『ママー、みてー、しままり!!』

しままり…??

『歩夢、ひまわりね』

『きれー、ママのすきなおはな』

『よく覚えてたねー、ママの好きな花』

私の好きなものを
覚えてくれてる息子を
たまらなく可愛いと思った。

頑張らなければ…
この子を守るために、