『どうしたんですか?急に…』

私と佐伯さん、バイトのナミちゃんは
顔を見合わせる…

『喫茶店やりたいのぉぉ』

『へ…?』

『ほら、ここ余分なスペースが
いっぱい、あるじゃない?!
壁とか壊したら作れるもぉん。』

『もぉん…って。そんな簡単じゃないでしょ?!
しかも、誰がするんですか、
俺、何も作れませんよ?!』

『別に、ゆきとに頼んでるわけじゃないわよ』

『うわっ、冷たっ』

『あかりの隣の部屋空いてるでしょ?!
そこで…』