初恋はクリスマスの夜に

家についたのは6時半だった。

お母さんに和美がうまく言ってくれてあったから、特に何も言われなかった。


シャワーを浴びてベッドに横になる。

頭痛は薬を飲んだからかすっかり治まっていた。



寝返りを打つ。

また 寝返りをうつ。



頭の中は

裕貴君でいっぱい。

思い出すのは 裕貴君のことばかり……



あまりしゃべらないのによく笑うとこや

女の子に慣れていないのか、目が合うとすぐそらしちゃうとことか、

大きい体に無造作に伸びた髪の毛とか


「はぁ〜……」

枕に顔をうずめる。



こんな気持ちになったのは

中2のあの時以来だ








中2の春




私はマネージャーをしていたバスケ部の先輩から告白された。