高校1年の クリスマスの日


私は君に出逢った。


第一印象は 正直良くない

背が高くてガッチリしてて

目つきも悪い

髪の毛は ボサボサに近くて

自分の家に女の子が来るのに

それはないでしょ?って言いたくなるくらい

起きたてホヤホヤ感な部屋着スタイル。

確かに今日は土曜日で
時計は13時。

だけど


今日はクリスマスパーティーでしょ!

私は心の中で突っ込んだ。




なのに


「狭くてごめんねーでも誰もいないから遠慮しなくて大丈夫だから!」


そう言って笑った君の


顔や 声や しぐさに


私はどうしようもなく 惹かれたんだ。






あんまり女の子の近くには来ない君に

私は

近づきたくてたまらなかった。



小田 裕貴君


私の


2番目の恋