あと10分は、

気付くと30分になってた。


修司君のあくびが止まらなくなってきたから


「寝よっか!」


私からそう言って

電話を切った。



「寒っ…」

こんなに寒かったっけ?!

私は慌てて部屋に入った。

頭がボーッとして

胸のドキドキはまだ止まりそうにない。


私はそのまま お母さんの隣に敷いてある布団に潜り込んだ


好き


修司君が


好き


どうしようもなく


好きです…