12/31 大晦日

PM2時

近所に住んでいるマリと、私の部屋でゴロゴロ…

マリに会うのはクリスマスパーティー依頼だ。

マリの家は厳しいから、今日は私の家に泊まって初日の出を見に行く約束をしている。

ピローン!

マリのスマホが鳴る



「ユウキ君からだ!」

満面の笑顔でベッドから起き上がった。

「えー?マリ、ユウキ君とライン交換したんだ?!」

机で楽典の勉強をしていた私は驚いてマリを見た。

いつの間に??(笑)

「ナナと大地君に協力してもらって交換しました〜」

マリはピースサインをしたけど目線はスマホから離れない。

「すごいなー…マリ勇気あるね…自分から聞くなんてすごいよ。」

私はそんなことできないから
本当に尊敬する

「初詣行かない?だって!え〜!行きたーい!!」

「行ってこれば?私のことは気にしなくて大丈夫!」

マリが幸せならいいさいいさ〜

楽典の勉強を再開した私に

「いや、あんたも来るんだよ?」

マリが真顔でそう言った。

「えー??邪魔したら悪いからいいよ〜!」

「男の子4人いるんだって。だから和美も来てよ!」

「え〜!?4人?!ユウキ君以外知らない人だよねぇ?」

「うん。地元の友達みたい。行こうよ〜!お願い!!」

「え〜……」


い…行きたくないな…
男の子4人に女2人なんて、

いやいやいやいや…

「お願い和美!!」

「え〜??!………」

困った……