真実を知った時、僕は1%の奇跡を願った




響輝がいなくなった部屋は
気温は暖かいはずなのに
一気に冬が戻ってきたかと思うほど
冷めきっていた気がした。


「ごめんね、響輝…。」


ポツリと囁いた言葉は
誰にも届くことなく
消えていった。