俺様彼氏と冷静彼女……こんなので付き合っていける?



涼がシャワーを浴びて戻ってきた

「髪、ポタポタ雫が落ちてるじゃん、もっと拭いてから出ておいでよ」

南が立ち上がりタオルを涼から取り上げて髪の毛を拭く

えっ、これは通常なのかな……

瑠莉は雄星と隼人の表情を見た

二人は話をしていて南達の事は見てなかった

「ドライヤー持って来ましょうか?」

美和さんが飲み物を運んできたので南に声をかける

「美和さん、お願い」

「はいはい(笑)」

昨日の喧嘩になりそうな雰囲気はどこへいったの?
めっちゃ仲良いじゃん

「瑠莉?」

「うん、えっと二人は喧嘩してたんじゃなくてー?」

「喧嘩はしてないぞ」

涼は言った

「昨日怒ってたじゃん」

「怒るというか拗ねてたんだよ、涼は」

「隼人くん……」

瑠莉には理解出来なかった

ドライヤーを終えサラサラになった髪は涼の機嫌もよくなった

「先に飯食お」

お箸を持った

「いただきますは?」

「あっ、いただきます」

みんな次々に食事に手をつけ始める

「瑠莉、食べないの?」

南に言われて瑠莉も食べ始めた

「あっ、雄星くん、瑠莉から写真見せてもらったよ、カッコよかったね(笑)」

「でも、顔は映ってなかっただろ?」

「映ってるのもあったよ、見せてもらったもん」

「えー、俺は店に飾る用のしか見てないけど」

「後で見せてもらうといいよ、ねっ瑠莉」

「僕らも見たいな」

「あっ、わかった、後でね」

「南ちゃん、昨日は何であの時間に出掛けてたの?」

隼人が切り出した

「ちゃんと家の事してから泳ぎに行ったよ、お母さんにも了解もらったし、今日の事も言ってある」

「それならいいな、涼?」

「うん、わかった、出れるなら俺んとこ来いよって思ったんだよ、悪かった」

「ううん、こっちもごめんね」

意外にあっさりと二人は元に戻った