「助かったよ」
「いえ、楽しかったです」
みんなは遅い夕食をとっていた
「母さんに迎えにきてもらうよ」
隼人は携帯を取り出してメールを送った
「雄星って料理も出来るんだね(笑)」
「まあ、一応去年からこの店のメニューは覚えさせられたから、手伝うのはもう当たり前だったから」
「バイトもいるんだけどね、今日は都合悪くて三人でなんとかって思ってたんだよ、人数いてくれてよかった」
奥から姉が顔を出す
「みんな、ありがとね、やっと柑奈も寝た」
「大丈夫ですか?」
「うん、瑠莉ちゃん、遅くまで引き止めてごめんね、また遊びに来て」
「はい」
「姉ちゃんは勝手に約束するからな」
「いいじゃん、私と瑠莉ちゃんがどう遊ぼうと、私だって遊びたいし語りたいのよー、もう少ししたら暇になるからさ、コンサートとか行かない?」
「いいですね(笑)」
「やった、店は旦那と雄星にまかせるから(笑)」
「ごめんね、瑠莉ちゃん嫁がワガママで(笑)」
「全然、私も嬉しいです推しが一緒で語れます」
「推しって……何だよ」
「簡単に言うとファン」
「面倒臭いな」
「涼達は興味ないからわかんないのよ」
「確かに僕らは芸能人の話はしないな」
「あっ、迎えが来た、じゃあ、僕達は失礼します」
「ありがとな、明日学校で」
美和さんのお迎えで三人は帰っていった
瑠莉のマンションについた時、南を見かける
「ちょっと待ってて」
涼は車から急いで出て南を追いかける
「南!」
「涼、どうして?」
「お前こんな時間に何外に出てんだよ、出れるなら俺と会えよな」
「……ごめん」
「ごめんてどういう意味のごめんだよ」
「会わなくてごめん」
「南?」
「瑠莉、みんなでどうしたの?」
「雄星のところへ行ってたの、南は涼から会えないって聞いてたから誘わなかったんだけど……」
「うん、私がそう言ったから……ごめん明日話す、みんなごめん」
南は走ってマンションに入っていった



