俺様彼氏と冷静彼女……こんなので付き合っていける?



義兄の携帯が鳴る

「もしもし、あぁわかった、困ったな」

「どしたの?」

「今日な、店の方で団体の予約が入ってんだよ」

「うん、俺も夜は手伝うようにいわれてる」

「柑奈が熱出したって保育園から電話がかかってきたらしい」

「マジか!」

涼達三人は顔を見合わせた

「雄星、手伝うぜ!」

涼が雄星の肩を抱いてくれた

「でも、遅くなるし、明日から学校だよ、悪いし……」

「今日楽しかったし、僕らじゃ料理を運んだりすることくらいしかできないけど頼りにしてくれよな」

瑠莉もうんうんと頷いた

「みんな、ありがとう」

「雄星、いい友達持ったな、本当に俺からも御礼を言わせてくれ、ありがとう、そしてお願いします」

義兄はみんなに頭を下げた

「じゃあ、着替えるか、雄星んち行こうぜ」

「雄星先に帰ってろ、片付けてから戻る」

「わかった」



店の扉を開ける

「あっ、瑠莉ちゃん〜」

「こんにちは」

「みんなが手伝ってくれるって」

「えー、いいの?助かる〜」

「順番にシャワー使って、外シャワーもあるから」

「じゃあ、瑠莉が中使わせてもらえよ、俺と隼人は外でいい」

「ありがとう」

「雄星ちょっと」

姉が迎えにいくため雄星に指示を出す

「うん、わかった、義兄さんももうすぐ帰ってくるからなんとかなるよ」

瑠莉がシャワーを終えて店に顔を出した

「瑠莉ちゃん、看板娘お願いね」

「いってらっしゃい」

姉に手を振り送り出した

「ごめんな、こんなことになって」

「大丈夫(笑)」

涼と隼人も店に入ってくる
雄星の指示通り慣れない接客もこなし団体客は帰っていった